インフルエンザワクチン不足の理由判明!2017年の予防接種情報や症状は?
異常なほどの酷暑が来るわけでもなく、予想よりも「普通の夏」が終わり、これからはどんどん寒くなっていきますね。
そうすると流行り始めるのが風邪やインフルエンザです。
今まではインフルエンザになる前に予防注射をしていましたよね。
しかし、今年はその予防接種が受けられない可能性があるかもしれない!
そんな物騒なニュースが聞こえてきました。
お子さんがいる家庭はどうしたらいいのでしょう?
今回はその辺を詳しく調べてみました!
それでは早速どうぞ!
インフルエンザワクチン不足!その理由は?
【インフル ワクチン不足相次ぐ】一部の地域でインフルエンザワクチンが入手できなかったり、例年並みの数量を確保できなかったりする医療機関が相次いでいる。今年度のワクチン製造量は昨年度の使用量を下回る見通し。 https://t.co/4y4oAQuXWo
— Yahoo!ニュース 速報や地震情報も (@YahooNewsTopics) 2017年9月26日
ツイッターは勿論、あらゆるところで「インフルワクチン不足」のニュースが流れ始めています。
通常、インフルエンザの予防接種は2度注射しないと効果は薄いと言われています。
1回目を打ってから約1~4週間後にもう1回。
しかし、今年はワクチン不足の影響で「13歳以上は1回注射のみとする」なんて事が決定したそうです…
これはかなりの大ごとです!
しかし、どのニュースを見ても「ワクチンが不足している」事は書いてありますが、その理由が何も書いてません。
私、必死に調べました。
そして、その理由を突き止めました。
・インフルエンザワクチンには防腐剤としてチメロサール(体内で分解してエチル水銀となる)を添加したもの(以下チメロサールあり、とします)と添加しないもの(以下チメロサールなし、とします))があり、日本
のインフルエンザワクチンはチメロサールありのものが通常使用されています。防腐剤も安心して予防接種を受けるのに必要なものです。・今シーズンは、今年の熊本地震の影響でワクチン製造会社の一つである化血研でのチメロサールありのものが製造不能となりました。
・化血研では国内のチメロサールありのインフルエンザワクチンの約30%を製造していましたが、化血研で製造できなくなると、チメロサールありワクチンが不足することが懸念されます。そこで今までチメロサールな
しのワクチンも製造していた阪大微研がチメロサールありワクチンのみを優先して製造することになりました。その結果、チメロサールなしのものを製造できなくなりました。
そういう事だそうです。
一般的に「チメロサールなし」のものは接種部位のアレルギー反応をおこしにくく、腫れや痛みもおきにくいとされています。
熊本地震の影響となると、さすがに仕方ないです。
仕方ないとはいえ、インフルエンザは場合によっては命にもかかわります。
厚労省はこの冬のワクチンからA香港型のウイルス株を、より効果が見込める株に変える予定だったが、ワクチン製造が難しく昨年度と同じ株に戻した影響による。
厚労省は上記のように発表しています。
インフルエンザのワクチンは毎年減っていってる気がしますよね…
理由はどうあれ、予防接種を受けられなかったら高齢者や子供は勿論、全員に命の危険がつきまといます。
では、2017年の予防接種はどうしたらいいのでしょうか?
2017年の予防接種情報!医療機関での予約は今からでも間に合う?
#インフルエンザ ワクチンを2回接種する人もおり、厚労省は1回の接種を周知徹底し、使用量を減らせるとみています。https://t.co/vM6hnH2Yzr
— 毎日新聞 (@mainichi) 2017年9月26日
そうなんです。
今年はみんなで1回しか注射しなければ、注射できる人も増えますよね?
言いたい事はわかりますが…
なので、医療機関で早めに予約すれば通常通りに2回注射できるかも?
と思った方、残念なお知らせです。
いつ予約をしても1回しか注射は受けられないようです。(13歳以下、65歳以上は対象外)
インフルエンザが例年よりも早く流行するのではないかと言われていますが、一部の地域では既にワクチン接種の予約ができない事態が起きているそうです。
厚労省が、2017年度のワクチン製造量が昨年度を下回ることを発表した後、医療機関から卸売販売業者への発注が急増した事で入手できない、もしくは通常の例年の数量を確保できない医療機関が相次いでいるとの事です。
2017年インフルエンザ症状は?流行予測
オーストラリアで史上最大のインフルエンザの流行が報告されています。今シーズン、北半球でも大流行の予測。子ども、高齢者、妊婦、医療関係者、基礎疾患のある人などはワクチンを。メルボルンでは8歳の女児が死亡しています。… https://t.co/tfG9JTFFlL
— 村中璃子 RIKO MURANAKA (@rikomrnk) 2017年9月24日
もう既に海外ではインフルエンザが流行しているようです。
日本国内でも既に流行は始まっており、「インフルエンザ A型 (H3N2)」呼ばれる亜種が蔓延しているそうです。
・38度以上の発熱
・全身症状(頭痛、関節痛、筋肉痛など)
・局所症状(のどの痛み、鼻水、くしゃみ、咳、など)
・急激に発症
症状としては以上の4つです。
流行予測、というよりも実際に「インフルエンザ A型 (H3N2)」が流行しています。
今年は例年よりも早い時期からインフルエンザが流行しているのに、注射は1回しか打てません…
あとがき
予防するためには、各自の健康管理は勿論ですが、手洗い励行!そして湿度を保つ事が効果的なんだそうです!
予防接種が1回しか受けられない今、各自の健康管理がますます大事になってきています。
注射や薬に頼る前に、まずは健康管理ですね!
元気で楽しく2018年を迎えましょう!
ここまで読んでくださってありがとうございます!
こんな記事も読まれています
エンゼルフーズ株式会社評判の悪さは大磯だけではなかった!異物は横浜でも
アメリカ北朝鮮攻撃のXデー最新情報!日本への影響は?最悪のシナリオ
北朝鮮水爆実験の意味は?10月の可能性!2017海外の反応と対応
平昌(ピョンチャン)オリンピック最新情報!中止の可能性?フィギュア日程
エンゼルフーズの給食がひどいと評判!大磯町の献立も調べてみた
コメント
インフルエンザのワクチンに関しては、2回接種が必要か1回でよいかは、流行株予想が近年のものとかぶっているかによってかわります。今年は日本に限らず、米国でも1回でよいとなってますよ。
米国の今年の推奨は、過去に2回以上インフルエンザワクチンを打ったことがあれば、1歳でも1回接種でよいです。